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予防接種

当院では、一般的な予防接種に広く対応します。

公費や補助券を使っての接種は、2026年4月以降にご利用可能となる予定です。

 

2025年度シーズンのインフルエンザの予防接種は

こちらのページをご覧ください。

 

お子さん

インフルエンザ、およびその他の定期/任意接種のワクチンに対応しています。

詳しくは、こちらのワクチン接種スケジュールをご覧ください。

ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日

 

 

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)

子宮頸がんとは、子宮の入り口にできるガンです。ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスによって引き起こされることが知られており、ワクチンを打つことで子宮頸がんなどのリスクを大きく減らすことができます。

ヒトパピローマウイルスは200種類を超える型がありますが、ワクチンではこれらの主要なものをカバーしています。

子宮頸がんは検診も行われていますが、そもそも子宮頸がんにならないことが一番です。

当院では、積極的にワクチンの接種をおすすめしています。

ワクチンの種類

2価ワクチン(サーバリックス):子宮頸がんの原因の50~70%を占める2種類のHPV(HPV16/18型)に対応しています。

4価ワクチン(ガーダシル):HPV16/18型に加え、尖圭コンジローマなどの原因となるHPV6/11型に対応しています。男性の方ではこちらを接種します。

9価ワクチン(シルガード9):子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPV(HPV16/18/31/33/45/52/58型)と、尖圭コンジローマなどの原因となるHPV6/11型に対応しています。

参考:厚生労働省HP

大人の方

下記のワクチンに対応しています。その他のワクチンに関しても、お問い合わせください。

肺炎球菌ワクチン(肺炎のワクチン:65才以上の方)

肺炎は様々な細菌が原因となって発症しますが、その中でも肺炎球菌は肺炎の重要な原因菌です。肺炎球菌は90種類以上の型があり、肺炎球菌ワクチンでは、これらの主要なものをカバーしています。

お子さんと、65才の方は定期接種の対象となっています。

また、66才以上の方でも、定期的な接種が有効と考えられています。(任意接種)

詳しくは当院までお問い合わせください。

※60〜64才で、心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活に制限がある方でも、接種が推奨されています。

参考文献

日本感染症学会:65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第5報)2024年4月1日

 

帯状疱疹ワクチン(50才以上の方)

帯状疱疹は、80歳までに3人に1人の方が経験するとされおり、さらに6.4%の方が再発を経験しています。1)

帯状疱疹後の神経痛は時として長引いてしまい、治りづらいこともあります。

帯状疱疹には2種類のワクチンがあり、50歳以上の方では予防接種が推奨されています。

当院では効果の高さなどから、シングリックス(リコンビナントワクチン)の接種を推奨しています。(国際的にもリコンビナントワクチンが推奨されています。)2)

ワクチンの比較(文献2などをもとに作成)

  水痘生ワクチン シングリックス(リコンビナントワクチン)
発症予防効果 約50-60% 約96%
帯状疱疹後神経痛(PHN)予防効果

約67%

約89%
効果持続期間 5〜8年 9年以上
接種回数 1回 2回(2回目は2ヶ月後に接種)
費用 -円 -円/回

 

参考文献

1) Open Forum Infect Dis. 2017 Jan 28;4

2)UpToDate:Vaccination for the prevention of shingles (herpes zoster)

 

その他のワクチン

実施内容 料金(税込)
MR(麻しん、風しん) -円
麻しん-
風しん -円
おたふくかぜ -円
水痘(水ぼうそう) -円
子宮頸がん シルガード9  -円
破傷風 -円
B型肝炎 -円

 

予防接種の重要性

ワクチンによって病気に対する免疫をつけることで、病気にかかることや、重症化することを防ぎます。

みんなが予防接種を行うことで、病気が流行することを防ぐことができます。(集団免疫といいます。)

 

予防接種の種類

  • 生ワクチン:病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて、ワクチンに使用します。接種後、毒性の弱められたウイルスや細菌の増殖が始まり、十分な免疫ができるのに1ヶ月ほどかかります。

例:BCG、麻疹(はしか)、風疹、水痘(水ぼうそう)、ロタウイルスなど。

  • 不活化ワクチン:病原体となるウイルスや細菌を不活性化して感染力をなくしたものをワクチンに使用します。

例:インフルエンザなど多くのワクチン。

  • トキソイド:病原体のだす毒素の毒性をなくし、ワクチンに使用します。例:ジフテリア、破傷風など。
  • mRNAワクチン:ウイルスの遺伝子配列から、免疫の獲得に有益なタンパクをコードするmRNAを設計し、体内でそのタンパクを形成させることで、免疫を誘導します。

例:COVID-19に対するmRNAワクチンの他に、いろいろな病気に対するワクチンが開発されています。

 

接種間隔

注射の生ワクチン同士は、接種後27日以上の間隔を開ける必要があります。

それ以外の組み合わせでは、特に接種間隔に制限はありません。

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